よしもとばなな

よしもとばなな

新聞で紹介されていた“よしもとばなな”の新刊『まぼろしハワイ』(幻冬舎)を購入し、さっそく読みました。
最近は、めっきりPC関連の書籍(問題集中心)を購入することが多い私ですが、やっぱり秋ですね...。
ちょっと心さみしいこの時季は、それを埋めてくれる何か(感動)が欲しくなるものです。
もともと“よしもとばなな”は好きな作家で、その上、大好きなハワイ!がタイトルについていたりすると、心そそられるわけです。
彼女を好きな理由は...漂う独特の世界観。
どう表現していいかわからないけど、彼女のインタビューで、そこのところが明確になった気がしました。
「自分の小説にはあまりリアリティーはないはず。現実には深い裂け目があって、その部分は書いていないから。ファンタジーなんです。」との言葉。
私自身、現実の世界から逃避したくなって旅に出るし、いつも心の底にある種のさびしさをかかえて生きていて...彼女の小説には、そんなデリケートな部分がさりげなく描かれていて、心に響くのかもしれません。
あからさまな感動ではないけれど、心に染み入る小説でした。
一緒にハワイに行かない?と誘われて、答える主人公オハナの言葉―「秋だもんね。」
この時季は、癒しを求めて無性にハワイに行きたくなります。

2007.10.16 12:56 | BOOK | トラックバック(0) | コメント(0) |

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