チェ 28歳の革命

映画『チェ 28歳の革命』パンフレット





心待ちにしていた、スティーヴン・ソダーバーグ監督・撮影、ベニチオ・デル・トロ主演の映画『チェ 28歳の革命』を観ました。
“チェ(CHE)”とは「おい君」とか「ねぇ君」など、相手に呼びかける際使う言葉ですが、“ゲバラ”がキューバ人仲間と議論する時、しきりにこれを連発することから、親しみを込めて彼のことを“チェ”と呼ぶようになったと言われています。
この映画は二部作の構成で、一作目にあたる『チェ 28歳の革命』は、フィデル・カストロと共にキューバ革命を成功させるまで。二作目の『チェ 39歳 別れの手紙』は、キューバ革命後、ボリビアに渡って、1967年に39歳という短い生涯をとげるまで。
何れも、ハリウッド的な伝記映画としてではなく、あくまでも史実に忠実に、(一部を除いて)全編スペイン語で描かれています。
折りしも、今年2009年は、キューバ革命50周年という記念すべき年にあたります。

“チェ・ゲバラ”と言えば、ハバナ(キューバ)生まれの写真家アルベルト・コルダによって撮影された肖像写真「ゲリラ・ヒーロー」が有名ですが、現在では、反体制のポップ・イコンとして、Tシャツやポスターなど商業的にも利用されるほど。昨年訪れたメキシコのコスメル島のショップでも見かけました。彼の死後40年以上も経っているのに、です。

以前から、とても気になる存在の“チェ・ゲバラ”でしたが、ウォルター・サレス監督の映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観て、一層彼に興味がわくように(というより、放っておけない存在と)なりました。『モーターサイクル・ダイアリーズ』は、彼が“チェ・ゲバラ”と呼ばれる以前の、一人の若者エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナの、日記にもとづくロード・ムービーで、大好きなメキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが、革命家でもヒーローでもない23歳のひとりのラテン・アメリカの青年~優しくて繊細でまっすぐな若き日のゲバラを好演しています。
個人的には、この映画が加わって、『チェ 28歳の革命』 『チェ 39歳 別れの手紙』の三部作だと感じています。是非、観ておいて欲しいと思う映画です。

私自身、「彼に惹かれる理由は何ですか?」と問われたなら、“愛をもって正義を貫こうとした姿勢”に魅力を感じると答えるでしょう。
もちろん、武力でもって戦うということではなくて、あくまでも精神的な部分でのことですが。
大切なのは、根底に大きな“愛”があることです。
人に無関心で、思いやりや温かさがどんどん失われている今。ドラマ『ひとつ屋根の下』のセリフではないけれど、「そこに愛はあるのかい?」と叫びたくなることが日々あまりにも多すぎて。もっと自分のこととして考えてみようよ!と言いたくなることが多すぎて。

こんな詰まった世の中を変えてくれる“何か”を欲してしまうのは、私だけでしょうか。

2009.01.11 19:36 | エンタテインメント | トラックバック(0) | コメント(1) |

コメント一覧

「チェ」を見られたんですね。自分も気になっている映画で両方とも見に行くつもりです。今度ののメンズデーにでも行こうとも考えてますが、なんせこの時季はスキーにも行きたいし、習慣になっているスポーツジムにも行かないといけないしで・・・忙しすぎてオフのスケジュールがたてられませ~ん。そういえば腰を痛めたとの事ですが、もう直って初滑りを楽しまれたのでしょうか??珍しく年始から積雪があるのになかなかスキーに行けずストレスが溜まってます。あ~早く滑りに行かなくては・・・

2009.01.11 22:08 URL | マッチョです #- [ 編集 ]

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